一人暮らしでも安心!「HOME ALSOK みまもりサポート」
内閣府の平成30年度高齢社会白書によると、今後も高齢の方の単身世帯は増えていく予想です。
お一人暮らしの方が在宅療養していると、何かあった時の対応などが心配ですよね。
実際に在宅療養の現場では、転倒して動けなくなっているところを発見されて助かった、ということが起こります。
皆さまの中にも、遠くで一人で暮らす親族がご心配な方もおられるかも知れません。
今回は、そんな不安を解決してくれるサービス「HOME ALSOK みまもりサポート」をご紹介したいと思います。
※当サイトはALSOK様とは一切利害関係はございません。
■いざという時にはガードマンが駆けつけてくれる
ご高齢世帯の増加を背景に現在様々な見守りの仕組みがあります。
お一人暮らしの方にとって、定期的にご様子を見に来てくれるサービスは大変心強いと思います。
加えて、実際に重要なのは、「体調不良や事故など何か異常事態が発生した時に、誰が駆けつけられるか」であると思います。遠方のご家族がすぐに行くというのは現実問題として難しいですし、ケアマネジャーさんやご近所の方が常にスタンバイしているわけにもいきません。
そこでこのサービスは、緊急時にボタンを押すと、ALSOKのガードマンが24時間365日駆けつけてくれるというものです。
■センサーによる見守りも
緊急の事態では、ボタンのある場所まで動くことすらできないという状況も考えられます。
そこで、オプションにはなりますが、お家に安否確認センサーを設置することで、異常を検知してメールで知らせてくれる、「みまもり情報提供サービス」もあります。
これならばボタンを押すことができない状況でも素早い対応が可能になります。
■料金
気になる料金ですが、基本が月額1,870円~2,970円(工事費等別でプランによって異なる)です。オプションが複数あり、それぞれ月額110円~1,133円が上乗せになります。
安心して在宅療養を続けるために、このような民間サービスを活用していくのも手だと思います。
「HOME ALSOK みまもりサポート」ホームページ
世界初!排泄予測センサー「DFree」
在宅療養では、失禁やオムツ交換など、排泄に関するお困りごとは多いですよね。
実際に厚生労働省の調査では、介護している方のうち要介護1-2では約25%、3以上では約半数の方が排泄に関する不安を持っていることが分かりました。
実際に、排泄に関するトラブルでご家族が苦労されているのはよくお見かけします。
そこで今回は、世界初の排泄予測デバイスである「DFree」をご紹介させて頂きます。
※当サイトは商品のメーカー及び発売元とは一切関係ございません。
■超音波で膀胱内に溜まった尿の量が分かる
DFreeの仕組みは、消しゴム位の大きさの超音波センサーを恥骨の上あたりに貼り付けることで、4方向の超音波が膀胱の大きさを自動で計測してくれます。それにより、膀胱内の尿の量をリアルタイムで知ることができます。
例えば、トイレに誘導するタイミングが早すぎる、もしくは遅すぎて失禁してしまう、という問題がこれで解決できるように思います。
また、オムツ交換も適切なタイミングで行うことができそうです。
医師の視点から見ると、排尿障害(尿がしっかり出せない病気)の診断、治療にも使えそうだと思いました。
■効果
メーカーさんの資料によると、DFreeを装着することにより、次のような効果が認められたそうです。
①自立排泄の改善
トイレでの排泄率が23.7%増加。
②失禁率の減少
失禁回数が46.8%減少。
③介護負担の軽減
排泄関連作業が22.5%減少。
■考えられるデメリット
このように、とても活用できそうな機器ですが、考えられるデメリットもあります。
一つは価格です。個人向けのDFree Personalの価格は5万円前後です(2021年2月時点)。業務用ならまだしも、自宅で在宅療養している個人向けとしては高めな印象です。分割払いもできるそうですが、今後もっと入手しやすくなると良いですね。
もう一つは、想像ですがこの機器を装着したまま生活するのは人によってはちょっと大変そうです。特に認知機能が落ちている方などでは外してしまう可能性が高いかも知れません。装着を補助するDpadという付属品もあります。
排泄でお悩みの方には、使い方によっては大変有用かと思いますし、画期的な技術だと思います。ご家族の負担が減ればとても素晴らしいことです。
今後、より多くの方が恩恵を受けられるためにも、低価格化、小型化に期待です。