在宅お役立ち情報

care-eco's magazine

2021/12/07

【お知らせ】介護シミュレーションが新しくなりました!

ご自宅で介護をするご家族にとっては、「これからどうなってしまうの!?」ということが一番気になるのではないでしょうか。


ケアエコでは、先行きが見えないご家族の不安を少しでも和らげられるように、これからの経過を予測する介護シミュレーションを作っています。


今回、この介護シミュレーションが新しくなりました。


変わった点は以下の3つです。


質問項目を増やし、より個別化した結果に

旧バージョンでは質問項目が5項目と少なく、ご利用者様の状況に合わせた細かい結果が出せませんでした。今回の新バージョンでは質問項目を18項目に増やし、より個別化した結果が出せるようになりました。


研究データに基づいて、より正確に

質問項目と結果については、およそ1万人を対象とした研究データに経験を加えて、独自にアルゴリズムを作成しました。


結果のコメントがより具体的になりました

旧バージョンでは「もっと介護する人にとって行動につながるアドバイスが欲しい」というご意見を頂き、今回は結果のコメントをより具体的、実践的な内容にしました。


「これからの介護が不安」という方はぜひ一度お試しください。


新しいシミュレーションはこちらからどうぞ!


また今後も継続して改善に努めて参ります。

皆さまのご意見をぜひお待ちしております。


参考文献:

平井 寛、近藤 克則、尾島 俊之、村田 千代栄:地域在住高齢者の要介護認定のリスク要因の検討, 日本公衆衛生雑誌 56(8):501-512, 2009.


今の介護度がどれくらいなのか、おおよそのシミュレーションが可能です。

ケアエコ今の介護度予想 >


お一人お一人によって、適切なサービスの組み合わせや内容は変わります。

ケアマネジャーにご相談頂くか、ケアエコの相談サービスをご利用ください。


在宅医療・介護のお悩み解決プラットフォーム

これからの介護がご不安な方に

安間 章裕(アンマ アキヒロ)
日本内科学会認定総合内科専門医・日本感染症学会認定専門医
2010年 浜松医科大学医学部卒業。亀田総合病院総合診療科、感染症科での研鑽を経て、茨城で在宅医療の立ち上げを行う。その後、地元である静岡県で感染症業務、在宅医療に携わっている。
2021/11/14

【取材レポート】浜松市ふれあい交流センター青龍さんへ行ってきました!

皆さんは、「ふれあい交流センター」をご存じでしょうか?


ふれあい交流センターとは、浜松市内各地にある公共施設で、ご高齢の方の生きがいづくりや健康増進、さらには子育て支援まで幅広い目的を持った、地域交流のための場所です。


だれしも、介護をなるべく受けずにずっと自立して過ごしたい!と思っておられることでしょう。

近年の研究では、介護を受けずに自立した状態を維持するためには他者や社会との交流がとても大事であることが分かってきています。


実際に私自身も普段の診療で、積極的に外へ出ている方ほど元気な方が多いなと感じています。


そこで今回は、交流の場として地域の皆さんに広く愛されている、浜松市南区の「浜松市ふれあい交流センター青龍」さんをご紹介させて頂こうと思います。


◆浜松市ふれあい交流センター青龍ができた経緯

もともと平成15年に老人福祉センターとして開設されました。


しかし、近年はご高齢の方たちだけではなく、子育て世代の方たちのサポートもしたいとの想いで、2020年4月から「浜松市ふれあい交流センター青龍」と名称を変更し、子連れの方もご利用が可能になりました。


その目的としては、ご高齢の方と子供さん、親御さんとの交流も深まるように、という願いも込められているそうです。


◆利用できる方

・浜松市内にお住まいの60歳以上の方

・浜松市内にお住まいの中学生以下の方とその保護者さん

・これらの方を支援する活動に携わる方

がご利用になれます。


◆「ふれあい交流センター青龍」はこんなところ!

一言で言うと、ご高齢の方にぴったりの遊び場といった場所です。

一日中退屈せずに過ごせてしまいそうです。


まず、内部には様々な設備がそろっています。

入り口にはマッサージチェア完備♪

写真1


なんとビリヤード台もあります!

写真2


訪問した時間帯は空いていましたが、午後には囲碁や将棋を打ちにくる方でいっぱいになるそうです。

写真3


広くて清潔なキッチンでは料理教室が開催されます。

写真4


また、各種同好会活動も充実しています!

卓球クラブ

写真5


水彩画クラブ

写真6


合唱クラブ

写真7

もちろん皆さん感染対策にも気を配っておられます。


他にも、ヨガ、太極拳、麻雀、グランドゴルフなど、本当にたくさんの同好会があります。


ちびっこ&ママの遊び場にもなっています♪

写真8


また、ここには介護予防事業である「元気はつらつ教室」が併設されています。

ここでは、体力や健康に少し不安がある方を対象として、介護が必要にならないように、レクリエーションや体操の教室を開いています。

写真9


スポーツ活動や体操といった体を動かす時間だけでなく、カードゲームや手工芸といった頭や手を動かす時間もあります。

送迎、昼食、おやつつきです!

女性が多めですが、男性の方もぜひお待ちしております。


◆館長さんより地域の皆さんに一言

ここに来ることが皆さんの毎日の元気につながるような、ふれあいの場所を提供していきたいと思っています。

ぜひ、1日楽しく遊んで、次の日の活力にして頂ければと思います。

「楽しかった」といって帰ってもらうことがやりがいです!


以上、「ふれあい交流センター青龍」のご紹介でした。

来館されている方たちは皆さんお元気で、まさに生き生きとされていました。


ずっと元気で過ごしていけるように、ふれあい交流センターをご活用してみてはいかがでしょうか?


お問い合わせ:

浜松市ふれあい交流センター青龍 TEL 053-422-2161


今の介護度がどれくらいなのか、おおよそのシミュレーションが可能です。

ケアエコ今の介護度予想 >


お一人お一人によって、適切なサービスの組み合わせや内容は変わります。

ケアマネジャーにご相談頂くか、ケアエコの相談サービスをご利用ください。


在宅医療・介護のお悩み解決プラットフォーム

これからの介護がご不安な方に

安間 章裕(アンマ アキヒロ)
日本内科学会認定総合内科専門医・日本感染症学会認定専門医
2010年 浜松医科大学医学部卒業。亀田総合病院総合診療科、感染症科での研鑽を経て、茨城で在宅医療の立ち上げを行う。その後、地元である静岡県で感染症業務、在宅医療に携わっている。
2021/10/15

在宅療養で役立つ!体調管理アプリ

在宅療養では、日々体調が変化していきます。 

日々の様子を記録することはとても大切です。


記録することで、


・変化に気付きやすくなる。

・かかりつけ医が治療方針を考える材料になる

・関わっているスタッフ(訪問看護やヘルパーなど)に日々の様子を把握してもらいやすくなる


といったメリットがあります。


しかし、よいことと分かっていても、毎日記録をつけるということはなかなか大変ですよね。


よくお見かけするのは、ノートや手帳に書き込むという方法です。

簡単ですぐできる方法ではありますが、短所としては、


・紙とペンが必要

・長い期間だとノートが溜まり保管が大変

・外出先での記録が難しい


といった点があります。


そこでオススメなのが、アプリを使った記録です。

健康に関するアプリは本当にたくさん出ていますが、特に在宅療養で使えるアプリをご紹介します。


◆血圧ノート

人気のある血圧記録のアプリです。


特徴:

・無料で使える

・カレンダーやグラフ、数値レポートなど多機能

・血圧だけでなく、体重や症状などの記録もできる


血圧だけでなく体調に関する様々なデータが記録できます。

血圧ノート:サンプル画像1 >


症状やメモ欄もあります。

血圧ノート:サンプル画像2 >


インストールはこちらから

App store >

Google Play >


◆体調メモ

血圧、脈拍、体温、体重といった基本的なデータが記録できます。

メモ機能もついており、生活の様子を記録することもできます。


特徴:

・無料で使える

・入力がカンタン

・twitterに自動で投稿する機能あり(投稿しないこともできます)



このように時系列で確認できます。

体調メモ:サンプル画像1 >


入力はダイヤル式で簡単です。

体調メモ:サンプル画像2 >


自動でグラフ化されて変化が見やすい。

体調メモ:サンプル画像3 >


インストールはこちらから

App store >


◆シンプル日記

シンプルな日記アプリです。自由度高く使えます。


特徴:

・無料で使える

・写真が貼れるため、床ずれや皮膚の異常を記録できる

・キーワードで検索できる


シンプルな入力画面です。

シンプル日記:サンプル画像 >


インストールはこちらから

App store >

Google Play >


以上、在宅療養での記録に使えそうなアプリをご紹介させて頂きました。

いかがでしたでしょうか。どれも無料ですので、まずは試しに使ってみることをおすすめします。

それぞれ特徴がありますので、ご自身に合った使いやすいアプリを選んで頂ければと思います。


<まとめ>

・在宅療養では、日々の体調の記録が大事

・記録にはアプリが使える

・「血圧ノート」は血圧だけでなく様々な記録ができ、多機能。

・「体調メモ」は入力がしやすく、グラフ化機能もある

・「シンプル日記」は自由に記載したい方や写真を貼りたい方におすすめ


今の介護度がどれくらいなのか、おおよそのシミュレーションが可能です。

ケアエコ今の介護度予想 >


お一人お一人によって、適切なサービスの組み合わせや内容は変わります。

ケアマネジャーにご相談頂くか、ケアエコの相談サービスをご利用ください。


在宅医療・介護のお悩み解決プラットフォーム

これからの介護がご不安な方に

安間 章裕(アンマ アキヒロ)
日本内科学会認定総合内科専門医・日本感染症学会認定専門医
2010年 浜松医科大学医学部卒業。亀田総合病院総合診療科、感染症科での研鑽を経て、茨城で在宅医療の立ち上げを行う。その後、地元である静岡県で感染症業務、在宅医療に携わっている。
2021/09/26

「お看取り」とは?

「お看取り」と聞くと、皆さんはどんなイメージを抱くでしょうか。 

「縁起が悪い」と感じる方や、「そんなこと考えたくない!」という方もおられると思います。


大事な人がこの世を去るということは耐えられないほど悲しいことです。

私も大切な人が亡くなってしまったことを思い出すと、とても悲しい気持ちになります。


しかし、人間を含め、全ての生き物の命に限りがあることは避けられない事実です。

そしてその最期の時をどう迎えるかということは、その方の人生にとってとても大切なことではないでしょうか。


とはいえ、人生において看取りの経験をすることは少ないと思いますし、イメージがつかない方も多いことと思います。


私は、これまで医師として最先端の総合病院から介護施設、在宅医療まで、様々な場所で多くの方の最期に立ち会わせて頂きました。

私も「人の幸せな最期」というものを模索しているところですが、今までの経験を元に、看取りに対する一般的な心構えを述べさせて頂こうと思います。

◆「人が死ぬ」とはどういうことか

実は、医学的な「死亡」とは厳密に定義することが難しいのです。

というのは、心臓が止まっても、細胞レベルでは人はまだ生きているからです。

実際、死亡診断がなされた後も爪や髪は伸びます。


そこで、私たち医師は、一般的に以下の3つを確認すると、死亡診断をします(脳死の場合を除きます)。

・心拍(心臓の動き)の停止

・呼吸の停止

・脳の動き(対光反射)の消失

そして、人が亡くなるプロセスでは、即死を除いて、この3つが順番に進んでいきます。

この時間経過や順番は病気によりますが、


・脳の動きの消失(意識がなくなる)→呼吸が止まる→心臓が止まる


という順番で、1~2日で経過することが多いと思います。

◆人はどのように最期を迎えるのか

事故や心臓発作などの予期せぬ出来事を除けば、ここに至るまでにはおおよそすべての方が同じような経過をたどります。

それは、 


・まず、動けなくなり寝たきりになる

・そして、食べる量が減ってくる

・水分の量も減ってくる

・そのうち眠ることが増える

・尿の量が減ってくる

・最期が近くなると意識がなくなり反応しなくなる


という流れです。

参考:日本緩和医療学会「これからの過ごし方について」

このスピードは、がんであったり、老衰であったり、病気によって異なりますが、たどる流れは同じです。

そして、これは寿命が尽きた植物が枯れるように、自然な流れでもあります。

おそらく多くの方は「痛みや苦しみがない」最期を望まれるのではないかと思います。

しかし、残念ながら病気によっては最期に痛みや苦しみが伴ってしまう場合があります。

その場合は、苦痛をとりのぞくお薬がちゃんとありますので、ご安心いただければと思います。

◆まずは本人の意向を確認

やはり多くの方はずっと生きていたいと思っておられるのではないでしょうか。

しかし、どうせ死が避けられないのであれば、自分が望む最期を迎えたいという方も多いと思います。

それを叶えたい、叶えてあげたいと思うのであれば、まずはご本人がどう思っているのかを確認することが最初の一歩です。


大事なことは、ご本人の意思確認ができるうちにしておくことです。

とはいっても、いきなりこのような話はしづらいと思います。

例えば、有名人が亡くなったニュースや、近所の方が亡くなったりした時がよいきっかけかも知れません。

◆話し合っておかないといけないこと

それでは、具体的にはどんなことを話し合っておくべきなのでしょうか?


一番大切なことは、その方が「最期の時にどんなことを大切にしたいか?」を共有しておくことだと思います。

なぜなら、後に決めるべきことはすべて、これが原点となるからです。

なかなか難しいと思いますが、まずはその方が迎えたい最期のイメージを共有することから始めるとよいと思います。

例えば、どこで、どんな風に、だれと、どんな表情で、といったことです。

そして、そのように思うのはなぜか、まで話し合えるとより理解が深まります。

◆決めておいた方がよいこと

ご本人が意思表示できない状態になってしまった時、医療の現場では重大な決断をご家族にお願いすることがあります。

これはご家族にとっては大変なストレスになってしまいます。

ご本人が望む最期を叶えるためにも、ご家族が困らないためにも以下のことをあらかじめ決めておくとよいと思います。


1. 延命治療について

延命治療という言葉はよく聞くと思いますが、実は明確な定義はないのです。

一般的には、「回復が期待できない、つまり治療を尽くしても元には戻らない状態になった際に、命を生き永らえる方法を選択する」ことになるかと思います。

しかし、この選択はとてもむずかしく、悩ましいと感じます。


参考記事:延命治療する?しない?


実際は医療者などと相談の上、最終的に決めることになると思いますが、

「そのような状況になった時にどうしたいか、どうしてほしいか」をご本人から聞いておくだけでもかなり違うと思います。

2. 人工栄養(胃ろうなど)をするかどうか

これも延命治療と似ていますが、口から栄養をとれなくなった時にどういった方法を選択するかです。

先ほどのように、最期が近づくと自然に人は口から栄養をとることができなくなってきます。


そういった場合に、胃ろうや太い点滴(中心静脈カテーテル)から栄養を注入する方法があります。


このような方法を選択すると、食べない場合と比べて寿命を延ばすことができます。

しかし、一方でデメリットもあります。 


この選択には正解はなく、どちらを選ぶかは個人の価値観しだいです。

なので、人工栄養に対する考えもあらかじめ聞いておくとよいでしょう。

3. 財産の管理

これは医療・介護とは直接的に関係はないのですが、決めておいた方がいいことなのでご紹介します。


例えばご本人の意識が不明になってしまったり、認知症にかかってしまったりすると、お金が必要な時でも銀行の口座から引き出すことが難しくなります。


また口座はご本人が亡くなると凍結され、預金を引き出すことができなくなってしまいます。


このような時に備えて、後見人制度や資産承継信託といった仕組みがあります。


さらに、生命保険や疾病保険などの受け取りも申告しなければできません。


まずはご本人が持っている銀行の口座や、加入している保険を把握し、対応を決めておいた方が安心です。

◆自宅で看取るにはどうしたらいい?

ご自宅で最期を迎えたいとご希望される方も少なからずおられると思います。


実際にアンケートでも、そのように希望される方が多い結果でした。

出典:平成29年度人生の最終段階における医療に関する意識調査 結果(確定版)


少し前までは病院で亡くなる方が多く、自宅でのお看取りはハードルが高いことでした。


しかし、近ごろでは制度も整ってきており、自宅で最期を迎えることは決して手の届かないことではなくなってきました。


一番のご不安は体調や容体が変化していくことではないでしょうか。


ご家族だけで見ていくのは難しく、専門スタッフの介入が必須となります。


具体的には、訪問診療や訪問看護という医療サービスです。

参考記事:在宅医療ってなに?外来との違いは?


最期が近い時期にはほぼ毎日ご自宅に来てくれますので、不安や心配事を伝えることができます。

<まとめ>

・望む最期を迎えるためには、まず本人の意向を確認する

・「延命治療について」「人工栄養について」「財産管理について」をあらかじめ決めておく

・訪問診療や訪問看護をうまく活用すれば自宅での看取りも可能


いかがでしたでしょうか。


「看取り」は考えたくないことですが、必ず来ることでもあります。

後悔がなるべく少なくなるよう、しっかりと向き合うべきことだと思います。


今の介護度がどれくらいなのか、おおよそのシミュレーションが可能です。

ケアエコ今の介護度予想 >


お一人お一人によって、適切なサービスの組み合わせや内容は変わります。

ケアマネジャーにご相談頂くか、ケアエコの相談サービスをご利用ください。


在宅医療・介護のお悩み解決プラットフォーム

これからの介護がご不安な方に

安間 章裕(アンマ アキヒロ)
日本内科学会認定総合内科専門医・日本感染症学会認定専門医
2010年 浜松医科大学医学部卒業。亀田総合病院総合診療科、感染症科での研鑽を経て、茨城で在宅医療の立ち上げを行う。その後、地元である静岡県で感染症業務、在宅医療に携わっている。
2021/09/18

【みんなどうしてる?】転倒を防ぐ方法

ご自宅の介護では、転倒は大の天敵です。 

実際に、転倒による骨折や脳出血をきっかけに弱ってしまう方は多数おられます。

そして、転倒は予防が一番大切です。


参考記事:あっ危ない!!転倒を防ごう!


しかし、転倒は予防が大切、とわかっていても「実際どうしたらいいのか分からない!」という方も多いと思います。


では、実際に介護している方たちはどのように予防されているのでしょうか?


進行性核上麻痺という神経の難病をもつお父様を介護されている、もよさん。

ご病気の症状のため転倒してしまうことが多く、ご苦労されているそうです。



そこで、このような方法で転倒を予防しているそうです。



もよさんの場合、ご本人にお願いするものは難しいようですね。

それでも色々な道具を活用されて工夫していますね。


さらに詳しくお知りになりたい方はもよさんのブログもご覧ください。

四姉妹と介護のブログ


パーキンソン病をお持ちのYOKONOさん。

パーキンソン病は脳の異常により、体が思うように動かなくなってしまう難病ですが、その症状のためスリッパで転倒しやすいそうです。

そこで、すべり止めのついた室内履きを活用されています。



スリッパでつまづいたり、すべって転倒してしまう方も多いので、よい方法だと思います。


tttdragonさんのお父様の場合は、夜の頻回なおトイレが転倒の原因になっているようです。

同じお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

tttdragonさんの場合は、ベッドわきにポータブルトイレを配置し、夜間だけその動線を手すりでつなぐことで転倒を防いでいるそうです。


夜間、トイレにいく途中で転倒してしまうという事故はよく起こります。

その理由は、暗くて見にくかったり、トイレが間に合わなくてあせってしまうことなどが原因でしょう。


リハビリの専門職、理学療法士であるレオさんのオススメは、「押し入れトイレルーム」です。

これにより、トイレまでの距離を大幅に短くすることができます。


直接的ではないですが立派な転倒予防の方法だと思います。

自宅改修業者さんが相談に乗ってくれます。


また、先ほどもよさんが活用されていた手すりですが、手すりもいくつかタイプがあります。


状況によって最適なタイプを選ぶことが大事なようです。


<まとめ>

・転倒予防には様々な方法があるが、合った方法を選ぶ。

・夜間のトイレ対策も転倒予防になる。

・手すりには色々なタイプがある。


いかがでしたでしょうか。

実際にご自宅で介護されている方々の転倒予防をご紹介しました。


皆さん色々な工夫をされていますよね。

ぜひご参考にしてみてください。


今の介護度がどれくらいなのか、おおよそのシミュレーションが可能です。

ケアエコ今の介護度予想 >


お一人お一人によって、適切なサービスの組み合わせや内容は変わります。

ケアマネジャーにご相談頂くか、ケアエコの相談サービスをご利用ください。


在宅医療・介護のお悩み解決プラットフォーム

これからの介護がご不安な方に

安間 章裕(アンマ アキヒロ)
日本内科学会認定総合内科専門医・日本感染症学会認定専門医
2010年 浜松医科大学医学部卒業。亀田総合病院総合診療科、感染症科での研鑽を経て、茨城で在宅医療の立ち上げを行う。その後、地元である静岡県で感染症業務、在宅医療に携わっている。
2021/09/09

介護保険ってどんな仕組み?介護度って?

介護にあたっては、介護保険を利用する方がほとんどです。 

しかし、介護になじみがない方にとってはよく分からない制度ではないでしょうか。

今回は介護保険の仕組みについてご説明します。


◆「介護保険」ってなに?

保険という仕組みには色々ありますよね。

例えば身近なものだと自動車保険があります。


これは、自動車で事故を起こしたり、事故に遭ったりという、アクシデントが起こった時に保障が受けられる仕組みです。


介護保険では、「介護が必要な状態になる」ことがアクシデントにあたります。

つまり、介護が必要になった時(これを要介護状態といいます)に、保障が受けられるのです。


自動車保険では相手に与えた損害や、受けた被害によって保険金がおりますが、介護保険では、介護にかかる費用の大部分が保険金で賄われる仕組みです。


介護サービスは基本的に人的サービスで人件費がかかるため、そのままではかなりのお金がかかってしまいます。

それを保険の仕組みによって負担を軽くしよう、というのが介護保険なのです。


◆介護保険の仕組み

介護保険は、市町村が運営する保険で、40歳以上の方は加入が義務付けられています。

保険に加入して保険料を納めている方が、要介護状態になりますと保険給付の対象になります。


具体的には以下の条件を満たす方が対象です。


1. 65歳以上で介護が必要な方

2. 40~64歳で、特定疾病のため介護が必要な方


特定疾病とは?(外部リンク)


ただし、待っていれば自動的に向こうから給付してくれるというわけではありません。

給付の対象になるためにはまず市町村に申請をしなくてはならないのです。

申請は、お近くの地域包括支援センターもしくは役所の担当課で受け付けてくれます。


参考記事:初めての介護5ステップ!


申請が通って要介護状態の認定がされると、次にケアマネジャー(介護支援専門員)という専門の方が担当についてくれます。


ケアマネジャーは主に介護の状況について相談に乗ってくれ、必要なサービスを調整してくれます。


ケアマネジャーが作るプランに沿って介護サービスが組まれます。


そしてその支払いの全額のうち、1~3割のみを自己負担し、残りが保険で給付されるという仕組みです。

この自己負担割合いは所得などによって変動します。


また、全額から自己負担分を引いた残りは市町村から直接事業所に支払われますので、私たちは自己負担分だけをサービス事業所にお支払いすれば良いのです。


注意すべきは、介護保険の対象になるサービスが決まっていることです。


参考記事:在宅介護で使えるサービスの種類


介護保険の対象にならない自費のサービスもあります(例えば家政婦さんによる家事代行など)。


それぞれ長所と短所がありますので、上手に組み合わせることが大切です。


◆介護度とは?

介護保険について調べていると、「介護度」という言葉を目にすると思います。


介護度というのは、「どのくらい多くの介護が必要か」を表すランクです。


要支援1~2、要介護1~5の段階があり、要支援より要介護の方が、より介護が必要な状態です(つまり重度ということです)。

また数字が大きいほど重度となります。


この介護度がいくつになるかというのは非常に重要です。


なぜなら、この介護度に応じて保険の支給限度額が決まっているからです。

つまり介護度が高いほど支給限度額も高くなる仕組みです。


具体的には以下のとおりです(地域によりわずかな変動があります)。


要支援1 50,320  円/月

要支援2 105,310 円/月

要介護1 167,650 円/月

要介護2 197,050 円/月

要介護3 270,480 円/月

要介護4 309,380 円/月

要介護5 362,170 円/月


これは例えば、要支援1の方は月に50,320円分の介護サービス(訪問介護が1回4,000円とすると約12回分)までは自己負担1~3割で利用でき、それ以上にサービスを利用した場合は全額自己負担になるということです。


これを見ますと、介護度によって使えるサービスの量が大きく変わることが分かります(介護度が大きいとそれだけ労力もかかるので当然ではありますが)。


そのため介護度というのはとても重要なのです。


今の介護度がどれくらいなのか、おおよそのシミュレーションが可能です。


ケアエコ今の介護度予想 >


以上、介護保険の仕組みについてご説明させて頂きました。

いかがでしたでしょうか。


介護保険は少ない自己負担で介護サービスが受けられる、とても助かる仕組みです。

ぜひ有効に活用してください。


お一人お一人によって、適切なサービスの組み合わせや内容は変わります。

ケアマネジャーにご相談頂くか、ケアエコの相談サービスをご利用ください。


在宅医療・介護のお悩み解決プラットフォーム

これからの介護がご不安な方に

安間 章裕(アンマ アキヒロ)
日本内科学会認定総合内科専門医・日本感染症学会認定専門医
2010年 浜松医科大学医学部卒業。亀田総合病院総合診療科、感染症科での研鑽を経て、茨城で在宅医療の立ち上げを行う。その後、地元である静岡県で感染症業務、在宅医療に携わっている。

他地域でも展開予定です。県外の方もお気軽にお問い合わせ下さい。

ご利用登録はこちら