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care-eco's magazine

2021/11/14

【取材レポート】浜松市ふれあい交流センター青龍さんへ行ってきました!

皆さんは、「ふれあい交流センター」をご存じでしょうか?


ふれあい交流センターとは、浜松市内各地にある公共施設で、ご高齢の方の生きがいづくりや健康増進、さらには子育て支援まで幅広い目的を持った、地域交流のための場所です。


だれしも、介護をなるべく受けずにずっと自立して過ごしたい!と思っておられることでしょう。

近年の研究では、介護を受けずに自立した状態を維持するためには他者や社会との交流がとても大事であることが分かってきています。


実際に私自身も普段の診療で、積極的に外へ出ている方ほど元気な方が多いなと感じています。


そこで今回は、交流の場として地域の皆さんに広く愛されている、浜松市南区の「浜松市ふれあい交流センター青龍」さんをご紹介させて頂こうと思います。


◆浜松市ふれあい交流センター青龍ができた経緯

もともと平成15年に老人福祉センターとして開設されました。


しかし、近年はご高齢の方たちだけではなく、子育て世代の方たちのサポートもしたいとの想いで、2020年4月から「浜松市ふれあい交流センター青龍」と名称を変更し、子連れの方もご利用が可能になりました。


その目的としては、ご高齢の方と子供さん、親御さんとの交流も深まるように、という願いも込められているそうです。


◆利用できる方

・浜松市内にお住まいの60歳以上の方

・浜松市内にお住まいの中学生以下の方とその保護者さん

・これらの方を支援する活動に携わる方

がご利用になれます。


◆「ふれあい交流センター青龍」はこんなところ!

一言で言うと、ご高齢の方にぴったりの遊び場といった場所です。

一日中退屈せずに過ごせてしまいそうです。


まず、内部には様々な設備がそろっています。

入り口にはマッサージチェア完備♪

写真1


なんとビリヤード台もあります!

写真2


訪問した時間帯は空いていましたが、午後には囲碁や将棋を打ちにくる方でいっぱいになるそうです。

写真3


広くて清潔なキッチンでは料理教室が開催されます。

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また、各種同好会活動も充実しています!

卓球クラブ

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水彩画クラブ

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合唱クラブ

写真7

もちろん皆さん感染対策にも気を配っておられます。


他にも、ヨガ、太極拳、麻雀、グランドゴルフなど、本当にたくさんの同好会があります。


ちびっこ&ママの遊び場にもなっています♪

写真8


また、ここには介護予防事業である「元気はつらつ教室」が併設されています。

ここでは、体力や健康に少し不安がある方を対象として、介護が必要にならないように、レクリエーションや体操の教室を開いています。

写真9


スポーツ活動や体操といった体を動かす時間だけでなく、カードゲームや手工芸といった頭や手を動かす時間もあります。

送迎、昼食、おやつつきです!

女性が多めですが、男性の方もぜひお待ちしております。


◆館長さんより地域の皆さんに一言

ここに来ることが皆さんの毎日の元気につながるような、ふれあいの場所を提供していきたいと思っています。

ぜひ、1日楽しく遊んで、次の日の活力にして頂ければと思います。

「楽しかった」といって帰ってもらうことがやりがいです!


以上、「ふれあい交流センター青龍」のご紹介でした。

来館されている方たちは皆さんお元気で、まさに生き生きとされていました。


ずっと元気で過ごしていけるように、ふれあい交流センターをご活用してみてはいかがでしょうか?


お問い合わせ:

浜松市ふれあい交流センター青龍 TEL 053-422-2161


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安間 章裕(アンマ アキヒロ)
日本内科学会認定総合内科専門医・日本感染症学会認定専門医
2010年 浜松医科大学医学部卒業。亀田総合病院総合診療科、感染症科での研鑽を経て、茨城で在宅医療の立ち上げを行う。その後、地元である静岡県で感染症業務、在宅医療に携わっている。