【みんなどうしてる?】嚥下食の作り方(1)
食事は生きていくのに必須であると共に、生活の楽しみでもありますよね。
ただ、ご年齢を重ねたり、ご病気をお持ちだったりすると、どうしても飲み込みの力(嚥下機能と言います)が衰えてしまいます。
その結果、食べ物をむせやすくなってしまい、ちっ息や誤嚥性肺炎を起こす原因となります。
そのため、まずは飲み込みの力を保つことがとても重要です
それでも飲み込みの力が落ちてしまった時には、食べ物を食べやすくするように工夫することで食べ物が安全に食べられます。
これを「嚥下食」といいます。
とはいえ、食事は毎日のことですから、嚥下食を準備するのも大変なことですよね。
そこで、ご自宅でできる少しでも手軽に嚥下食が準備できる方法を複数回にわけてご紹介したいと思います。
■作りおきして冷凍しておく
お母様をご自宅で介護されていたCare Livingさん。
丁寧に嚥下食を作られており、一見手間がかかりそうですが、一度にたくさん作っておいて冷凍するというのは効率的で良いですね。
あとは、食べるときに牛乳でのばすというのも、味がクリーミーになるだけでなく、エネルギーやタンパク質も取れて良さそうです。
さらに、野菜に含まれているビタミン類の吸収も良くなります。
飲み込みの力が落ちている方にとっては、エネルギーやタンパク質は、飲み込みの力を維持・回復させるためにも大切な栄養素です。
卵を混ぜたりするのも良いでしょう。
エネルギーを手軽にとるためには、アイス、プリン、キャラメルといった高カロリーなデザートを添えても良いと思います。
次回も、ご自宅でできる嚥下食の工夫をご紹介します。
お楽しみに!
<続く>
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